梅を自分でつけてみたいという人は
たくさんいるのではないでしょうか。
初めての方でも簡単に漬けられて失敗しない方法をご紹介します?
南高梅は梅干しにオススメです。
青梅でも正しい漬け方をすればおいしく出来るので大丈夫です^^
梅にもさまざまな品種があり、梅干しに適した代表的な品種は
南高梅と白加賀。
どちらも大ぶりで肉厚なタイプです。
とくに南高梅は皮が薄く種が小さい高級品種として有名です。
生梅が出回り始める6月初旬にまず登場するのが青梅です。
これは熟す前の梅で、全体が緑色。
肉質が硬いのが特徴。
青梅は特に梅酒に使われるもので、
梅干し作りにはあまり適しません。
梅干しには全体が黄色く色づいた熟梅を使います。
熟し具合が足りない場合は、熟すまでしばらく置いておきます。
これを「追熟」と言います^^
梅はかならず、完熟したものを使うことが大切です!!
その方が皮も果肉もやわらかくすごくおいしいです。
ただし、熟しすぎると皮が破れやすくなるので
そのあたりの見極めが難しいところなので
最初は少し難しいかもしれません。
そして、果肉の厚い、粒のそろったものを選ぶと良いです。
南高梅は梅干、梅酒にとてもむいています。
ですので、南高梅は梅干だけでなく梅酒にしても良いです。
あとは、生傷がないものを選ぶのも大切です。
生傷があるとそこからカビが生えてしまいますので
それは梅干にしないでほかで使用すると良いです。
このように梅干をつけるには、
梅の熟し方や状態を確認してから漬けるのが
ポイントになるので参考にしてください^^
基本的にはどの種類のものも同じなので
これらの事を守って漬けると失敗がありません。
熟した梅(2キロ以上がよい) 塩(梅の18〜20%量) 漬け込むための容器(プラスチック製、ホーロー製、ガラス製など。 金属製はNG) 消毒用アルコール(ホワイトリカーや焼酎など) ビニール袋。 |
梅をていねいに水洗いします。
その際、一粒ずつヘタを外しますが、
楊枝や串を使うと取りやすいです。
その後、一粒ずつ拭いてタオルに並べてしっかり乾かします。
痛んだり生の傷がついている梅は取り除いておきます。
瓶をよく洗い、少しの熱湯を回し入れ熱湯消毒します。
火傷に注意して下さい!!
風通しのよい所にふせて置き、完全に乾かします。
水分が残っているとカビの原因となりますので
注意して下さい。
乾いた梅を、消毒した瓶に入れ、
その上に塩を乗せて行きます。
最後に塩でフタをするので加減して入れて下さいね^^
梅→塩→梅・・・と順の乗せていき、
最後は塩でフタをします。
ビニール袋を二枚重ねにして全体に重しが掛かるように広げます。
ゆっくりと水を注ぎ入れます。
これにより全体に重しが掛かります。
水が漏れないようにしっかり袋を括ります。
これで完成です^^
塩漬けをしてから数時間で梅酢がしみだし、
2、3日で梅酢が梅全体を覆うまでたっぷり上がります。
うまく梅酢が上がらないと、せっかくの梅が
柔らかく仕上がらないので注意が必要です。
梅が沈みすぎるなら重しを軽くし、
梅酢に梅が浸からないようなら重しを重くして
様子を見て、それでもダメな場合は
市販の梅酢を足すといいでしょう。
ここまでくれば一安心です?
梅雨が明けるまでしばらくお待ちください^^