失敗しない梅干しの作り方(漬込み編)


今年こそ梅干し作り?

梅を自分でつけてみたいという人は

たくさんいるのではないでしょうか。

初めての方でも簡単に漬けられて失敗しない方法をご紹介します?

南高梅は梅干しにオススメです。

青梅でも正しい漬け方をすればおいしく出来るので大丈夫です^^

まずは、梅の選び方をご紹介

IMG_1057梅酒の作り方

梅にもさまざまな品種があり、梅干しに適した代表的な品種は

南高梅と白加賀。

どちらも大ぶりで肉厚なタイプです。

とくに南高梅は皮が薄く種が小さい高級品種として有名です。

生梅が出回り始める6月初旬にまず登場するのが青梅です。

これは熟す前の梅で、全体が緑色。

肉質が硬いのが特徴。

青梅は特に梅酒に使われるもので、

梅干し作りにはあまり適しません。

梅干しには全体が黄色く色づいた熟梅を使います。

熟し具合が足りない場合は、熟すまでしばらく置いておきます。

これを「追熟」と言います^^

梅はかならず、完熟したものを使うことが大切です!!

その方が皮も果肉もやわらかくすごくおいしいです。

ただし、熟しすぎると皮が破れやすくなるので

そのあたりの見極めが難しいところなので

最初は少し難しいかもしれません。

そして、果肉の厚い、粒のそろったものを選ぶと良いです。

南高梅は梅干、梅酒にとてもむいています。

ですので、南高梅は梅干だけでなく梅酒にしても良いです。

あとは、生傷がないものを選ぶのも大切です。

生傷があるとそこからカビが生えてしまいますので

それは梅干にしないでほかで使用すると良いです。

このように梅干をつけるには、

梅の熟し方や状態を確認してから漬けるのが

ポイントになるので参考にしてください^^

基本的にはどの種類のものも同じなので

これらの事を守って漬けると失敗がありません。

用意するもの


IMG_1114梅干し

 

熟した梅(2キロ以上がよい)

塩(梅の18〜20%量)

漬け込むための容器(プラスチック製、ホーロー製、ガラス製など。 金属製はNG)

消毒用アルコール(ホワイトリカーや焼酎など)

ビニール袋。

 

まずは下準備

梅を洗いヘタを取り除く

梅をていねいに水洗いします。


梅酒の作り方


その際、一粒ずつヘタを外しますが、

楊枝や串を使うと取りやすいです。

 

梅酒

水分を拭き取る

その後、一粒ずつ拭いてタオルに並べてしっかり乾かします。

痛んだり生の傷がついている梅は取り除いておきます。

 

梅酒の作り方

 

瓶の消毒

瓶をよく洗い、少しの熱湯を回し入れ熱湯消毒します。

火傷に注意して下さい!!

風通しのよい所にふせて置き、完全に乾かします。

水分が残っているとカビの原因となりますので

注意して下さい。

梅酒

漬け込んでいきましょう

梅→塩の順に漬け込んで行きます

乾いた梅を、消毒した瓶に入れ、

その上に塩を乗せて行きます。

最後に塩でフタをするので加減して入れて下さいね^^

IMG_1123梅干し

 

梅→塩→梅・・・と順の乗せていき、

最後は塩でフタをします。

 

IMG_1127梅干し

ビニール袋を使った簡単重しを乗せます

ビニール袋を二枚重ねにして全体に重しが掛かるように広げます。

ゆっくりと水を注ぎ入れます。

これにより全体に重しが掛かります。

水が漏れないようにしっかり袋を括ります。


IMG_1134梅干し

これで完成です^^

梅全体が梅酢に漬かっていますか?

塩漬けをしてから数時間で梅酢がしみだし、

2、3日で梅酢が梅全体を覆うまでたっぷり上がります。

うまく梅酢が上がらないと、せっかくの梅が

柔らかく仕上がらないので注意が必要です。

梅が沈みすぎるなら重しを軽くし、

梅酢に梅が浸からないようなら重しを重くして

様子を見て、それでもダメな場合は

市販の梅酢を足すといいでしょう。

ここまでくれば一安心です?

梅雨が明けるまでしばらくお待ちください^^